kasumisousanのブログ

老年夫婦の毎日

掃除機の買い替え時

実は、うちの掃除機、ヘッド首?の部分が欠けてしまい、ゴリラテープみたいな強力テープでくっつけている。

はずれたらその都度貼り直す。


だって、モーターは問題ないんだから。

テープさえ貼れば、吸引できる。


私が、買い替えたいと言えば、旦那はすぐ買ってくれるだろう。


だが、掃除機が、こんな状態だという事を、秘密にしている。


娘が、「買えばいいじゃないの」

と、言う。


娘には、カミングアウトしておる。



買うか、でもまだ使える、ヘッドだけ交換出来るか、

調べたら、部品交換も、割と💰かかる。

古い型だから、部品があるかどうかわからない。


色々考えて、結局、そのまま。


テープでもどうにもならなくなったら、買うか。


なんなんだろう。


最近は、とにかく、節約、節約。



将来への危機感が強すぎて、我慢することが増えている。


時々、これでいいのかな、人生たのしめてるのかな、我慢より、好きな事して、楽しんで、欲しい物手に入れる。

その方がいいのでは、とも思ったりする。




末っ子の学費、旦那の定年、経済的なゆとりもなく、

結局、我慢ということになる。


テープを巻いた掃除な機を見るにつけ、私の心は揺れ動く。

とはいえ、ちょっと楽しんでいるんじゃないか?

ギリギリを。

鬼門の作業だが

先月から始めた内職だが、毎回違う作業をする。

前回、うまくいかなかった作業がまたやってきた。


「苦手意識がありますか?」と、担当者さんから言われたが、はっきり嫌だとは言えず。チキンなの。

なるべく外して欲しいなと思っていたが、意思表示が下手で、やる事になった。


えーいままよ!


と、やってみれば、あら不思議。

意外とすんなり出来たのだ。


前は、緊張し過ぎて、手が震えたり、筋肉痛になったりしたのだか、

今回、それもなく、あっという間に完成だ。


自分でいうのもアレだけど、真面目すぎたみたい。


部屋に籠り、作業BGMをながしながら、集中して、やるより、


居間で、テレビの音聴きながら(映像はほぼ観ずだけど)自分のペースでやる方が断然捗る事に気づいた。


楽しくやらねば、意味ないし。

たくさん賃金もらうわけじゃないもの。


しかし、最近、お店の品物等みると、これは内職の方がされたのかな、お疲れ様です。

と、心でつぶやく私。


小さな仕事も大切なのだな。

華やかな世界もあれば、地道な作業もある。

世の中そうやって回っている。

護られなかった者たちへ

中山七里作の小説を読んだ。



原作の映画をテレビで放映されると知り、先に読みたいと思って、録画しておく。



映像化されたものを観た後、本を読むと、役者さんが、脳裏から離れず、好ましくないからだ。


自分なりのイメージ通りならまだマシだが、違うと面白さが半減してしまう。


あくまで自分中心の考えだけど。


あとは、原作は、原作。

全く同じというわけではない。


以前の私は、原作と違う!と、憤る事もあったが、最近は、ある程度納得できるようになった。

歳を重ねたからか。



今回の映画、色々変えてあったが、なかなか良かった。

役者さんもあってたとおもう。

嫌いな役者さん出てなかったからかもしれないけど。




本はもちろん良かった。



東野圭吾さんも好きだけど、マスカレードホテルは

別の役者さんでやって欲しかった。

加賀恭一郎は、あの方でバッチリハマった。

容疑者Xの献身は、数学者の人、かっこよすぎ。

原作のイメージとまるで違った。

でも、映像だから、美化も必要なのかな。


とはいえ、映像化されるときは、できる限り、原作を先に読みたい。

自分の頭で、登場人物を想像したいから。




『護られなかった者たちへ』

ちょっと泣いちゃった。

涙もろいのも歳を重ねたから?